自ら学習し、変化し続ける組織にする

主体性を発揮するメンバーが10人以上増え、 経営フェーズに集中できるようになった!

2021.05.11

「現場に安心して任せられるようになったので、経営者は経営フェーズにより集中できています。そういう主体性が育めるのもリスティグプラスのスタイルを現場と一緒に作ろうとしているからだと思います。」
代表取締役 長橋 真吾

■クライアント名
株式会社リスティングプラス

■インタビュー
代表取締役 長橋 真吾

■事業内容
インターネット広告情報提供/広告代行
インターネット広告コンサルティング業務
ランディングページ・ホームページ制作
WEBマーケティング代行/コンサルティング業務

■従業員数
約80名

■インタビュー日時
2021年4月

■HP
https://ppc-master.jp

 

Web広告やWebマーケティングの領域を手がけながら、
トップダウン組織とティール組織の良い点が
融合する組織を目指す株式会社リスティングプラス。
今回は、個々が主体性を発揮する組織作りと
自社スタイルの構築をサポートする「スタイルコンサルティング」を
ご一緒した際のご感想を株式会社リスティングプラス
代表取締役の長橋真吾様にお伺いしました。

-導入当初どのような課題を抱えていましたか

元々はアチーブメント社の選択心理学を導入しており、
人間関係重視型の組織でしたが、仲の良い組織がゆえに、
役職や階層ごとの役割が機能していないように感じていました。
そこで、意思決定を役職に集約させ、
各階層ごとの役割が機能するような組織を作ろうと現在は識学を導入しています。
しかし、今度は役割にフォーカスしてしまったことで、
役割を振らないと動かない、現場での主体的な行動が発揮できない、
といった状態になっていました。

そのため、マーケティング業界の早い速度に対応していけるだけの
主体的な行動がメンバー間で取りにくいこと。
現場サイドで自分たちの見解や判断軸を持って意思決定できる領域が少ないこと。
など、意思決定と実装までに時間がかかるという課題がありました。

もっと現場が主体的に、フレキシブルに動ける組織にしたいと思い、
色々な書籍を読んでいたところ、「奇跡の組織」に出会いました。

-導入の決め手はなんでしたか

働き方や意義、主体性を発揮していけるのがティール組織であり、
最近の風潮にあっている最新の組織論だと感じていました。
その中では、セムコスタイルの研修がもっとも実績があり、
私が目指していたティール組織というテーマで
マッチした研修プログラムを提供している会社がENERGIZEでしたので、
特に迷うことなく決めました。

-なぜセムコスタイルやENERGIZEを選びましたか

型を教えるコンサルタントは多いですが、
ENERGIZEはリスティングプラスの型、
私たちの本当の在り方を導いていくという側面がありました。
様々な型を導入し、試してきたなかで感じていた、
自分たちにマッチした自分たちの文化を作っていく必要があるという思いと、
ENERGIZEが提供しているセムコスタイルの研修で聞いた「X -Style」
つまり「リスティングプラス-スタイル」や「リスティングプラス-ジャーニー」を
作っていくというメッセージがマッチしたからです。

-実際にコンサルティングを導入してみてどんな成果がありましたか

主体性のある社風についてもものすごくできあがってきています。
今までは、私が全て決めないと進まなかったのですが、
現在ではコーチング的に関わるだけで、
勝手にメンバー間で委員会やPJが動くようになりました。
リーダシップを発揮して進めてくれる人が10人以上増えています。

識学とティール組織をどう棲み分けるのかというテーマを
みんなで考えることができ、識学とティール組織を両方導入した際の
混ざり合った状態を実現できたのは一つの成果だと考えています。

-プロジェクトを進めていくなかでのメンバーの成長や変化を教えてください

「リスティングプラスのスタイルとは何か」が
論点として挙がるようになっています。
今までは成功事例を元にしたり、
やり方を真似ていくというのがベースにありましたが、
現在は「リスティングプラスとして何を大事にしていくのか」といった話が
メンバー間で議論されるようになり、
サービス内容やスキルアップの研修などは非常に主体的に動くようになりました。

上からの業務として言われた内容ではなく、
「自分はこのお客さんの支援を担当してみたい」とチーム内で話し合った上で、
主体的なモチベーションでやっているので準備にも力が入っています。

また、クライアントに対して「このように提案しよう」という動きも
加速している気がします。
そのなかで、「お客さん=正解」という状態の要望を叶えるコンサルティングから、
自分たちで軸をとってリードしていく提案型のコンサルティングが
できるようになったと感じています。

現場に入る量では、現場に安心して任せられるようになったので、
経営者は経営フェーズにより集中できています。
そういう主体性が育めるのもリスティグプラスのスタイルを
作ろうとしているからだと思います。

PJ以外にも、例えば業務のMTGにおいては、
私が指示や提案をして動いていたところから、
メンバーや役職者が中心となって、
自分たちでMTGの取り決めなどを意思決定できるようになってきているのは大きな変化だと思います。

-プロジェクト全体を通して一番印象に残っていることはなんですか

Twitterの運用をメンバーがリーダーシップをとってやっていることです。
Twitter運用を企画して賛成を集め、メンバーを募って頑張っています。
そこからエントリーの応募が多く来ており、
フォロワー1000人以上になったメンバーが10人以上になりました。
私が音頭を取らなくてもそういったことが
勝手に進んでいくようになったというのはすごく良いことだと思います。
業務時間が終わった後にはTwitter勉強会が開かれているようで、
プロジェクト開始後2ヶ月で採用の問合せが月10件以上、
お客様の問合せも反響として出るようになってきています。

-ENERGIZEに対してどんな評価がありますか

ENERGIZEのスタイルを持っているというのがイメージとして一番強いですね。
ENERGIZEとして大切にしている考え方があり、
唯一無二の存在として自分たちの大事にしているところで
サービスを成立させている会社だという印象があります。

他の会社は「こうあるべき」といった〇〇論が多くありますが、
ENERGIZEは、あまり「正解」を言ってくれないんですね。
その会社独自の文化や独自のマネジメントスタイルを作ることにフォーカスを当て、
並走してくれる会社です。
オリジナル性を高めたい会社を作る上ですごく良い関わりをしてくれる会社だと思います。

-ENERGIZEのコンサルティングを他にどんな企業にお勧めしたいですか

オリジナル性を出したい会社にお勧めしたいです。
ビジネスモデルがレッドオーシャン化しており差別化が難しい状態、
それを組織的にも業界的にも悩みとして抱えている経営者の方ですね。

多くのコンサルティング会社は「型」を提供しています。
混沌とした状態の組織は「特定の型」が機能しますし導入速度も早いのでお勧めしますが、
ある程度組織が上手く回り始めると「型」だけの組織運営ですと、
唯一無二の存在になるのは難しくなりますよね。

また、既存の風習のなかで風習を作ろうとしても
フレームに囚われてしまって限界があると思っています。
今までの古い習慣や他社のやり方を真似てきた中で、
これからはオリジナル性や独自性をもっと強く出していきたい、
目立つ組織にしていきたいと思っている方にお勧めしたいコンサルティングです。

 

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