自ら学習し、変化し続ける組織にする

これまで暗黙知だったノウハウを体系的に学べる財産が完成した!

2021.03.2

「プロジェクトチームのメンバーは、
自信を持ってこれから進むべき方向性やポイントが見えていると感じています。」

■クライアント名
株式会社人形町今半

■代表者
代表取締役社長 髙岡 慎一郎

■事業内容
飲食店、精肉店、惣菜店の運営
弁当製造販売
調味料製造販売

■従業員数
約1500名(パート・アルバイト含む)

■HP
https://www.imahan.com/

 

創業126年を迎えすき焼きやしゃぶしゃぶを中心に飲食事業を展開、
日本を代表する飲食企業である株式会社人形町今半。
今回は、126年の歴史と伝統を受け継ぎ未来を支えていく店長を育成するプログラム
「店長パスポート」をサポートさせて頂きました。
今回のプログラムを行ったご感想を

代表取締役副社長 髙岡哲郎 様
飲食部課長 内藤正志 様
経営企画室課長 鈴木智士 様

の3名の方にお伺いしました。

-御社の事業内容を教えてください

髙岡様:
私たちは食を切り口にした、ときめき創造企業です。
お客様にときめきをお届けするために、飲食事業を行っています。

-プログラムを導入するまでどんな課題感を感じていましたか?

髙岡様:
感じていた課題は、顕在化されていないものに対して
皆が期待し合っていたということです。
私たちは職人気質も併せ持つ企業です。
ですので、お互いに「言わなくてもわかっているだろう」という暗黙知の中で
組織が成り立っている部分がありました。
「各自のノウハウは自分で育てる」という社風があった分、
自分自身の力量をしっかり把握して成長していく心構えがないと、
組織としての成長に大きなロスがあると感じていました。

また、現場で意思決定をする際に、現場のメンバーが不安を抱えていました。
長く続いている企業ですので、
「過去の中にこれまでの発展を支えた『正解』があるのではないか?」という
雰囲気が社内にできてきているように感じました。
そして、現場のメンバーは
「その『正解』の意思決定は一部の人にしか下せないのではないか?」という
不安を抱えていたように見えました。
ですので、「現場のことは現場のメンバーで意思決定していいよ」と伝えても
どこか自信がなさそうに見えました。
これがプログラム前に感じていた課題です。

内藤様:
店長業務において大切なポイントややるべきことと考えている点が人によってバラバラで、
目指す店長像が明確になっていませんでした。
また、店長になるとすぐに業務を行うことになるため、
店長としてどのように店舗を運営していくかは、
個々人の持つスキルや能力に任せられていたという状況でした。

今回プログラムを導入したことで、店長が大切にするポイントやビジョンが明確になり
今後、店長を目指すメンバーがステップアップしやすくなったのではないかと思います。

鈴木様:
これまでは、新入社員研修などはありましたが、
さらに上の役職へとステップアップしていくと、
その役職のための研修がありませんでした。
ですので、役職ごとに大切なポイントややるべきことを伝える研修が
必要だなと感じていました。
今回それが出来上がったことは貴重でした。

-今回のプログラムを通してどんな結果が出ましたか?

髙岡様:
プロジェクトチームのメンバーは、
自信を持ってこれから進むべき方向性やポイントが見えていると感じています。
また、従来は業績の高い店長の行動特性を分析するプログラムや
人事評価のプログラムなど様々なプログラムを行ってきました。
ですが、どれも全員が共通認識を共有するところまでたどりつかずブラックボックス化し、
実際のアクションに落とし込むことができませんでした。
しかし今回のプログラムでは実際のアクションまで明確になったおかげで、
メンバーも前向きになり行動が起きやすかったと思います。

内藤様:
今回テスト運用をしながら、
私たち講師側も日々反省会を開催しながら研修内容の改善案を出していました。
それによって、教え方やコミュニケーションの取り方なども含めて
大変学びが多かったです。
実際に店長業務を言語化し、研修の内容も精査しながら改善していきました。
非常に幅広い業務をカバーする店長という仕事を、
部下の育成など、細かい内容まで研修に落とせたことは大きな成果だと思います。

また、これまで研修は単発で終わってしまうものが多かったです。
そんななか今回は、2年間かけて体系的に学べるものが完成したので、
今後人形町今半全体としての財産になっていくのではないかと思います。

鈴木様:
受けた人の行動が目に見えて変わりました。
1つは店長業務に積極的に関わるようになっていったということです。
今までは店長の業務が何をやっているのか分からなかったり、
聞きにくかった部分があったのですが、
今回のプログラムを通してメンバーが「店長とは何か?」
ということを理解したことでその壁がなくなったと感じています。

さらに、参加者たちの「店長になりたい」というモチベーションが向上しました。
実際に最後の完了会では、「店長になりたい」と発言するメンバーも出てきました。

-今回のプログラムでENERGIZEの良かったところはどこですか?

髙岡様:
担当の小俣さん(担当コンサルタント:小俣壮平)から、
当社に対する愛を感じることです。
もちろん自分たちで自分たちの会社を愛していますけれども、それとは別に
社外にもう1人愛してくれる人がいる感覚です。
ただ、だからと言ってお互いに甘えることなく
プログラムを進められたなと思います。
まるで内部の人間のように一生懸命サポートしてくれていると思っていますし、
素敵な担当の方と巡り合えたなと思っています。

内藤様:
小俣さんが社内の人のように身近な存在で、プログラムを進めやすかったことです。
弊社のメンバーも小俣さんに信頼があったので、プログラムがより機能したと思います。
さらに、弊社のことをよく理解していただいていました。
私たちが目指す理想の姿を理解してくださり、
お互いに承認し合いながら進められたので
すごくやりやすかったです。

鈴木様:
私自身、外部の方とプロジェクトを進めるという経験があまりありませんでした。
そんな中で、全くやりづらさを感じず、
良いことも悪いことも言えるような雰囲気を
作りながら進めていただいたことがすごく良かったです。

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