事業内容 | 格安大量動画制作サービス「ムビラボ」の運営 ABテスト動画広告サービス「ムビラボアド」の運営 動画配信・分析ツールサービス「ムビパス」の運営 |
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従業員数 | 約40名 |
インタビュー日時 | 2021年7月 |
HP | https://www.fragor.co.jp/ |
「ムビラボ」サービスサイト | https://movi-lab.com/ |
「”非”常識を常識に」というミッションの元で、
世の中に新たな当たり前を作っている株式会社フラッグシップオーケストラ様。
格安で動画を制作するサービスや動画の制作スキームを活かして、
動画広告のPDCAを高速で回しながら運用できるサービスを提供しています。
今回は、そんなフラッグシップオーケストラ様とご一緒した新卒初期育成について
インタビューさせて頂きました。
導入前の課題は何でしたか?
【七澤様】
育成やオンボーディングの仕組みがなかったことが大きな課題でした。
現在、会社には40名弱のメンバーがいます。
これまでは、長期インターンとして採用したメンバーを
そのまま新卒のメンバーとして迎え入れていました。
そのため、新卒のメンバーも既に業務に慣れていたり、
業務を行う中で徐々に慣れてもらっていたりしました。
育成方法としては、上司が一人ついてマンツーマンで育成を行っていましたが、
特に育成のためのマニュアルはありませんでした。
そのため、会社としてのクレドはあれど、上司による属人的な育成体系になっていました。
ただ、組織として変革を起こすために、今までとは違う採用をしようということで、
採用イベントやエージェントを利用して、採用を行ったのが21年卒でした。
彼らは、今までの新卒メンバーと異なり、
業務に関する知識やスキルがまっさらな状態だったため、
育成に課題を感じていました。
ENERGIZEを選んでいただいた決め手は何でしたか?
【村上様】
エナジャイズさんの研修は、弊社に寄り添って、
弊社らしい研修を一緒に作っていけるところが一番の魅力的でした。
【七澤様】
あとは、実際にエナジャイズさん自体が、
「働きがい」を重視した採用を行っていることも安心につながりました。
弊社にどんな成果を期待していましたか?
【大澤様】
今後も使えるオンボーディング・研修制度が構築されることですね。
そのことで、入社してから一人前になるまでのプロセスが見える化されることでした。
具体的な話だと、入社3ヶ月で新卒のメンバーが弊社のグレードで昇格することでした。
実際に3か月間導入してみて、新卒のメンバーにはどのような変化がありましたか?
【七澤様】
非常に成長したと感じています。
社会人としてのマインドセットももちろんのこと、
会社の中の新卒メンバーの存在感が増してきていたり、
成果が数字として表れ始めたりしています。
例えば、弊社の営業では、プロダクトの理解はできていたとしても、
実際に売るまでには入社から半年以上はかかるだろうと思っていました。
それが、今年の新卒のメンバーは営業で活躍し、
入社3ヶ月時点で数字として営業目標を達成してくれているメンバーもいます。
また、会社として整えられていなかった業務の構築にも
メインで入ってくれているメンバーもいます。
全体的に今年の新卒のメンバーは、
難易度の高いことを時間を短くしてお仕事してくれているという印象があります。
これは、エナジャイズさんの研修を経て、
メンバーが業務スキームにスムーズに入れたことが一番だと感じています。
また、エナジャイズさんのメンバーが実際にメンターとして
弊社メンバーをサポートしていただいたことで、
新卒研修と1on1からメンバーに両アプローチできたことは大きいと思います。
【村上様】
一番は、研修があることで社会人としての意識付けをできたことですね。
弊社の今までの新卒メンバーは、内定者の時から業務に携わってくれているので、
入社してからもなかなか区切りをつけづらく、
半年程「学生感」が抜けていないことがよくありました。
ただ、今回、入社して新卒研修があったことで、
「学生」ではなく「社会人」という意識を伝えられたことが大きいです。
新卒のメンバーではなく、人事の方やメンターの方が成長したことはありますか?
【七澤様】
メンター間の横のつながりができたことですね。
今までも新卒メンバーへの1on1は行っていたのですが、
メンター側が困っていることをなかなか吸い上げられていなかったことや、
メンティー側の心境も把握できていないことに気付きました。
今回エナジャイズさんが入って、1on1の振り返りを行ってくれたことで、
メンターとメンティーどちらの状況も細かく把握することができました。
また、メンター同士がメンティーの状況を積極的に共有したり、
お互いに相談したりする場面も増えました。
【村上様】
私は、研修に対する考え方が違っていたことに気付かされました。
今までは、人事側が新卒メンバーに「何を身につけて欲しいか?」を考え、
たくさんの研修を行い、どれもが中途半端になりかけていました。
ただ、エナジャイズさんは、研修を考える上で
まずは「何が足りないのか?」を考えていて、非常に勉強になりました。
また、全社的に「新卒メンバーは、社員全員で育てる」
という意識になったこともよかったですね。
ご一緒した3ヶ月間で、印象に残っていることは何ですか?
【七澤様】
新卒メンバー同士がいい意味でお互いを意識するようになりました。
ライバル意識だけではなく、お互いに協力的になったように思います。
例えば、一人が資料を探しているけど見つからない時に、
同僚とのチャットで相談し同期全員で協力して探していることもありました。
これもエナジャイズさんの研修の中で
グループワーク研修を取り入れてくれたからだと思っています。
また、新卒1年目が成長することで、
会社全体が下から押し上げられているようなポジティブな影響があるように思います。
【村上様】
小俣さん(担当コンサルタント:小俣 壮平)が実際に新卒メンバーと話してくれていたことで、
コミュニケーションに関して成長していたことです。
やはり社外の人と話すことで「だらけられない!」と律されていたところは、
彼の成長にとってよかったと思います。
【大澤様】
弊社と関わってくれているエナジャイズの方が全員、
弊社と関わることが「楽しい」とおっしゃってくれていたことが
嬉しかったと同時に考えさせられました。
弊社も色んな会社さんと関わる中で、
もちろんプロとしてお仕事をするプレッシャーを抱えています。
ただ、自分たちもエナジャイズさんのようにお客様に対して、
「(お客様と関わることが)楽しい」と直接言えているか、
ということについては考えさせられました。
それができるエナジャイズさんというのは、すごいと思いましたし、
文化が染み渡っているのだろうなとも感じました。
この3ヶ月間を通じたENERGIZEの印象を教えてください。
【村上様】
まるで同じ会社に所属しているかのように相談出来ますし、信頼もできます。
そのくらい親身になってくれますし、親切だと思います。
【七澤様】
目線合わせをしてくれることがありがたかったです。
過去の企業事例やノウハウをたくさん持っていることや、
エナジャイズさん自体も弊社と同じ規模の会社だからこそ、
その時々の課題を理解し、合わせて対応してくれていたと思っています。
【大澤様】
圧倒的なハンズオン感を感じていました。
ただ、このハンズオン感は言葉では言い表せないですし、
実際に体験しないと得られないと思います。
ぜひ体験してみて欲しいですね。
ENERGIZEのコンサルティングを他にどんな企業にお勧めしたいですか?
【村上様】
人事規模が小さい会社ですね。
人事が決まっていない会社さんや、人事のメンバーが少ない会社さん。
真摯に寄り添ってサポートしてくれるため、将来の組織のためにすごくいいと思います。
また、大きな会社でも組織課題を感じている会社はぜひ入れたほうがいいと思います。
【七澤様】
一つは、新卒に限らず、若手の活躍を応援したい、
または若手に組織文化を作って欲しい会社さんにはお勧めしたいです。
目線合わせをしてくれることや、
どのように育成するのかを様々な角度からアプローチしていただけるので
非常にいいんじゃないかなと思います。
もう一つは、会社自体の規模感は問わず、
少ない人数で人事を行っている会社さんにはいいと思います。
人事のメンバーが少ないと、
目の前の課題を解決していくことに精一杯になってしまいます。
そのため、育成の全体感が俯瞰してみられず、
研修設計や実施も難しいことがあると思います。
そこで、エナジャイズさんに入っていただいて、研修を設計してくれたり、
運営のお手伝いをしてくれたりすると、
その後の育成の運用がだいぶ楽になると思いますし、ありがたいですね。
【大澤様】
人事部はあるものの、人事企画とインナーブランディングやマネジメント両方が
完璧に出来ているわけではない会社さん全般にお勧めしたいです。
その中でも50~70人のいわゆるベンチャー企業と呼ばれる会社さんで、
ハンズオン感を求めている会社さんには特にお勧めしたいです。