事業内容 | デジタルマーケティング Webメディア運営 |
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従業員数 | 50名 |
HP | https://exidea.co.jp |
「自分たちだけでビジョンを作ると『これで良さそうだね』とまとまってしまいそうですが、ENERGIZEさんに外部のファシリテーターとして入っていただいたおかげで、何度も練り直し、自分たちが目指す方向性に熱量が入った解像度の高いものができました。」
代表取締役 小川 卓真
株式会社EXIDEA(エクシディア)、社名の語源となる「Excellent Idea」を世界に届ける組織を作るため、今回「THE VISION」のメソッドを使って、EXIDEAらしい世界にたった一つだけのビジョンを作るプロジェクトを行いました。
今回コンサルティングを導入いただいた背景は何ですか?
特に課題があったわけではないのですが、
弊社は創業当初、Webメディア事業からスタートしました。
その後、クライアント向けのデジタルマーケティングの事業、Webプラットフォーム事業と発展していきました。
そのように様々な事業を並行して行っていくと「そもそも自分たちにとっての中心軸は何か?」が見えにくくなって、モヤモヤを抱えていました。
これだけ色々な事業をやっている中で、1つの会社全体で目指すビジョンを統一したいということを思っていました。
ただ、同時に複数の事業を抱えている中で、統一されたビジョンを言語化するのはとても難易度が高い。
私自身、経営者として長く言語化にチャレンジし続けていましたが、できずにいました。
また弊社は、私が意思決定してトップダウン型で進んでいく会社ではありません。
もともとフォロワーシップ型の組織なので、もっと1人1人が内なる力を発揮できる組織にしていきたいという思いがありました。
そのためには旗印となる1つのビジョンがあり、みんなが同じ旗印に向いている方が、組織として走りやすいと感じていたので、ビジョンメイキングのコンサルティングをお願いしました。
今回のコンサルティングを通して、どんな成果が出ましたか?
まだ完成して日が経っていないので定量的な成果は見えていませんが、完成したビジョン自体にすごく手応えがありました。
役員のメンバーが「自分たちが何を起こす存在なのか?」ということを認識できたと感じています。
役員全員が「我々はイノベーションを起こす会社だ」という認識を統一できて、将来それぞれが自分の意思でイノベーションを起こせるという感覚を得られたことは大きかったです。
それによって言葉に力がこもったり、選択を迫られた時の意思決定が鋭くなったように見えています。
今回はもともとは「7人前後で作ることがおすすめです」と言われていたのですが、無理やり20人でビジョンを作りました(笑)
ただ「20人で作った」という過程はすごく良かったと思います。みんな納得して自社らしいビジョンが作れたのではないでしょうか?
作る過程でもそれぞれが積極的に意見を出してくれましたし、細部にまで意識を向けてくれました。
あるメンバーは1文字1文字にも拘って「なんかここ違和感あるんですよね」と発言するなど、参加した全員が最大限の熱量を持ってビジョンに向き合ってくれました。
新しいビジョンを作ったことで、これからどんな変化が起こりそうですか?
まず採用においてよりズレの少ない採用ができると思いますし、組織の中でもつながりは強まると思います。
また営業活動においても、会社の方向性と自分たちが何をやっているのかが分かるので、部門同士、部門間のつながりが強化されると思います。
今回、ENERGIZEが外部のファシリテーターとして入った効果は何ですか?
自分たちが持っていないノウハウや視点を得られました。
私は『THE VISION』の書籍を20回くらい読んだのですが、ENERGIZEさんがコンサルとして提供している『THE VISION』のノウハウは書籍と20%ほどカスタマイズがあると感じています。
ただ、それは悪いことではなくむしろビジョン作成を進める上で効果的だと感じたので、
新しい視点だったと思います。
わからないところを質問したら誠実に答えていただきましたし、違和感なく進められました。
また、自分たちだけでビジョンを作ると「これで良さそうだね」とまとまってしまいそうですが、ENERGIZEさんに外部のファシリテーターとして入っていただいたおかげで、「ビジョンはもっとこう整理して考えた方がいいですよ」という高い解像度で導いて頂けました。
ビジョンを作る過程で適切に導いてくれたので、自分たちが目指す方向性の解像度が高まったこと、これが一番大きかったです。
ENERGIZEと他社との違いはなんですか?
クライアントへの強烈な愛情だと思います。
会社内の人間以上にその会社のことを考えてくれていると感じています。
「お金をもらってその対価としての仕事をしている」という感覚ではありません。
魂を乗せて仕事をしているのがすごく感じられるので、こちらも全てを信頼して仕事をすることができます。
普通の会社は「お金をもらっているから相手が気持ちよくなる態度を取らなければいけない」と思いがちです。
しかし御社の秦さん(担当コンサルタント:秦卓民)がよく「お金をもらっているので、あえて言いたくないことを言いますが」ということを言っていたのが印象的でした。
また、「クライアントのリミットを外す」ことを本気でやろうとしていることではないでしょうか。
普通その言葉は形骸化するものだと思います。しかしENERGIZEさんは本気でやろうとしていると感じます。
今回のビジョン作成でも1つのリミットが外れましたし、今後も外してくれるんだろうなという期待があります。
また、髙橋さん(担当コンサルタント:髙橋新平)が非常にエネルギーがありました。
これだけ人に愛情を注げる人はなかなかいないと思います。稀有な存在ではないでしょうか。
強烈な愛情を感じたのはいつですか?
大体いつも感じています(笑)
1回のセッションにつき5時間ほど時間を使うのですが、その間1秒たりとも流して仕事をしていると感じる場面がありませんでした。
ENERGIZEのビジョンメイキングにはどんな印象をお持ちですか?
ものすごくいいです。
内容自体も当然よかったのですが、全体のテンションが上がるようなリードをしてくれたのが本当に良かったです。
長い時間やっても、メンバーがエネルギー高く取り組むことができました。
他にどんな会社におすすめですか?
2つあります。
1つ目は、強烈な夢やイメージはあるが全員が鼓舞されるようなビジョンの言葉に落ちていない企業にはおすすめです。
言葉は人間が共通認識を持てる最大のツールですが、一方で個人の解釈も生まれやすいです。
その解釈を統一しようとすればするほど、同じ解釈が生まれるのですが同時に言葉がつまらなくなります。
おもしろいビジョンかつ共通のイメージが持てる言葉を持てていない企業にはすごくおすすめです。
もう1つは色々な事業をやりすぎていて、自分たちが何者かわからなくなっている企業です。
役員から入社したばかりのインターン生まで、ビジョンの言葉を見ただけで同じイメージを描ける組織にしていきたいという企業にもおすすめです。