事業内容 | オリジナルブランド「マナラ化粧品」の開発及び販売 |
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売上 | 114.6億円(2019年9月期) |
社員数 | 77名(2020年5月) |
インタビュー日時 | 2020年6月19日 |
HP | https://rankuphd.jp/ |
「これは素晴らしいことです。管理職全員が、経営理念の裏側にあるストーリーまで自分の言葉で語れるようになる仕組みができました。」
代表取締役 岩崎裕美子
社内で成果を上げている人の考え方やスキルを分解して講座にし、トレーニング体系まで構築することで、誰もがそのノウハウを習得できるようにする「ライセンス」と言うサービスがあります。今回はそのライセンスで作成する講座の1つとして「理念講座」を作成しました。
今回なぜ「理念講座」の作成をENERGIZEに依頼しようと思ったのですか?
今回のプロジェクトのゴールとして、役職者が経営理念を自分の言葉で話し、メンバーに深く理解してもらうというものでした。
導入した背景として、会社の拡大につれて、メンバーの人数が増え事業が拡大していく中で、会社の理念をもっと浸透させていく必要があると感じていました。
今までも経営理念を大切にし、浸透活動をしてきましたが、理念を語るのは私や副社長が中心でした。しかし、組織がこれからもさらに大きくなっていくので、管理職につくメンバーも経営理念を自分の言葉で語ることができたら、理念の浸透が深くなる思い、今回、ランクアップの「理念講座」の作成を依頼しました。
理念浸透ワークをしてどんな変化がありましたか?
これは素晴らしい成果でした!
今までで1番、説明しやすく腹落ちする理念講座となりました。
「なぜこの言葉を大切にしているのか?」
「この経営理念にはどんな思いが込められているのか?」
過去の歴史や出来事を紐解いて、その意図や背景を役職者が自分の言葉で伝えるオリジナルの理念講座ができたのです。
理念講座の作成だけではありません。出来上がった理念講座を説明する練習の場を作ったり、話せない人は話せる人を見て学べる場を作ったりと、様々な工夫をしました。
最後は、管理職全員が、理念ができた背景までを語れるようになり、今では今年の新卒4名も全員語ることができます。
普通、そういったことに時間を使おうとすると、「これって必要ですか?」と疑問を感じる人も出てくると思います。ただでさえ忙しいですから、そう感じるのはしょうがないことだと思います。
ですが今回は、最初から管理職を巻き込み、歴史を確認しながら講座を作っていけたので、みんな積極的に取り組んでくれました。
それだけではありません。
これは本当に驚くべきことですが、先日の理念浸透研修で、なんと
「社歌を作りましょう」とか「理念体操を作りましょう」というアイデアが出たのです。
普通は、社長が社歌を作ろうとして、メンバーがしらける・・。という状況ってよくあるじゃないですか?(笑)
メンバーからそんな声が上がるようになったので、本当に理念が浸透している会社になったんだなー、と感動してしまいました。
それによって、どんな効果がありましたか?
メンバーの発言、姿勢がどんどん変わっていきました。
私たちが大切にしている価値観の1つに「明るく元気」というものがあります。
朝礼でメンバーがショートスピーチをするのですが、理念講座をはじめ、様々な理念浸透の取り組みをしたことで、「うちの部署は笑顔が少ないから、朝礼で笑顔を頑張りましょう!」と提案してくれることが増えました。理念に沿った発言が当たり前のようになったのです。
昔は、私や副社長が朝礼で、笑顔の大切さをいちいち話して、社員から嫌がられていた時代が長かったので、社員のスピーチを聞くたびに感動で胸がいっぱいになります。
また、メンバー全員が、価値観や理念に共感するようになると、コミュニケーションが取りやすくなり、無駄なイザコザやマネジメントコストが削減されると思います。
例えば弊社では「明るく元気な挨拶」を大切にしていますが、
「なんでこんなに明るく挨拶しないといけないんですか?」という会話に時間を割いてしまうと本業以外のところで時間の無駄になってしまいます。
ですが、あらかじめ理念講座で、大切にする価値観やなぜそれを大切にするのかの背景をしっかり学ぶことにより、そう言った不毛な会話が無くなります。会社の方向性が揃い、一体感が出ていると感じています。
メンバー全員の目指す方向性が統一されたのでこれからは、会社として目標に向けたスピード感をさらに上げることができると思っています。
このサービスをどんな経営者の方にオススメしたいですか?
メンバーに会社の価値観や理念をもっと浸透させたいという方におすすめします。
この講座の最大のメリットは
会社はなぜこの理念を大切にしているのか?
を深く説明できる講座が完成することです。
表面的な説明では社員は腹落ちしません。
だからこそ、経営者がどうしてこの理念を大切にしている���か?
それは過去の大きな経験があるからなのです。
そこをENERGIZEさんが引き出してくれるから、自分たちだけでは完成できなかった深みのある講座が完成するのです。
そして、この完成した理念講座を使って、自分の言葉で話せる社員を増やすことができます。
私たちはこれまでもずっと理念浸透についてさまざまな試みをしてきましたが、この理念講座のおかげで、今では新卒の社員までもが語れるほどに浸透しました。
メンバーまでもが経営理念のストーリーを語ることができる会社はほとんど無いのではないかと思います。
メンバーに経営理念を理解してもらい、会社の方向性を揃えスピード感を高めたいと思っている企業にお勧めしたいです。